切り出すタイミング

訪問先のお宅でおいとまを切り出すタイミングというのは、 なかなか難しいものではないでしょうか。

いきなり切り出して場をしらけさせてしまわないだろうかといった心配もありますし、 先方が話をしているのを遮って帰ることを伝えるのもあまり良いとは言えません。

また、用件がすんだからとすぐに帰り支度を始めるのもよくないのです。

訪問時間の目安は1~2時間程度で、用件がすんだ後は先方の話し相手を努めるのが礼儀です。

切り出し方

そして、話のきりがいいところで「ずいぶんと長居をしてしまって」 というように訪問した側から切り出すのがマナーなのです。

洋室の場合は、イスから立ち上がって下座側にずれてから感謝の言葉とともに挨拶をします。

和室の場合も、座布団から下座側におりて挨拶をするようにしましょう。

相手も礼儀として引きとめてくれることが多いものですが、 それは決まり文句みたいなものなので丁寧に断れば問題ありません。

ただし、食事の準備がしてあったり、相手が本当にもう少し話し相手をして欲しいようならば、 時間の許す限り相手をするのが礼儀だとも言えます。

玄関口で

いざ帰る段階になって、玄関口でのスリッパの脱ぎ方で迷ってしまう人もいるでしょう。

まずはドアのほうを向いてスリッパを脱いで、靴を履いてから振り返ります。

それからスリッパの向きを正して隅に寄せればいいのです。

そして、上着は玄関を出てから着るのが礼儀です。

「なかでどうぞ」と勧められた場合は、感謝の言葉を言ってから着るようにすればいいのです。